外あそびで気をつけてほしいこと

　こんにちは！じょうざんけいしぜんの村ではたらいてる田川　麗捺(たがわ　れな)です。のびのびといろいろな発見やあそびができる、外あそびは楽しいですよね！　そんな外（自然）のなかで、みんなに安全にあそんでもらいたいから、今回は外あそびのなかにひそむ きけんと、きけんにそなえる方ほうをおとどけします。今回はきけんのひとつ「エキノコックスしょう」について。
　公園や自然で　あそぶときの正しい知しきをみにつけて、たくさん外であそぼう！

エキノコックスしょうとは

　「エキノコックス」とは「き生虫」とよばれる小さな虫で、大きさは４ミリメートルくらい。大人になったせい虫は、おもにキツネやイヌの小ちょうにすみつき、たまごをフンとともに体の外に出します。おおきさが0.03ミリメートルくらいの小さいたまごが、ヒトなどの生きものの体のなかに入りこむと、かんぞうなどでよう虫となり、たくさんふえていってしまいます。さらに、その数がふえていくと、かんぞうなどのはたらきを弱めるなど、きけんな病気をひきおこします。それが「エキノコックスしょう」です。

参考資料：札幌市　北海道　厚生労働省

エキノコックスしょうにかからないために

エキノコックスのたまごは、キツネにすんでいることが多い。だから、キツネやキツネのフンをさわった手で食べ物を食べたりのんだりして体のなかに入ってしまうと、とってもきけんなんだよ。フンがついた井戸水や川の水をそのまま飲んだり、しっかりと火を通さないで山さいを食べたりしても体のなかに入ってしまうんだ。エキノコックスは寒さに強くてあつさに弱いから１００度のお湯で1分いじょう、かねつすると安心だよ！

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どうでしたか？エキノコックスしょうは、こわい病気だけど知っていたら防ぐことができることも、わかってもらえたかな？　外あそびに気をつけたいことは他にもたくさんあります。また　きかいがあったら、しょうかいできたらと思います。楽しく外あそびができるように、きけんなこと、きけんをそなえる方ほうをきちんと知っておこうね！（イラスト：Atelier NON NON／井内 法子）